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油屋日記

「油山観音について」

油山観音

皆さん、こんにちは。

3月なりました!九州の田舎ではようやく菜の花が咲き始めました。昔は高良山から見る筑後平野は菜の花畑で一色でしたが、今は僅かばかりになりました。

当時は春の風物でしたが、ちょっと寂しいですね。

さて今回は「油山観音」ついてお話しさせて頂きます。

福岡市城南区に油山(標高597m)という山があるのですが、そこに「正覚寺」というお寺があります。(正確には「清賀山正覚寺 臨済宗東福寺派」山号は東油山)

もとは東油山の坐主坊泉福寺という寺号でした。このお寺の歴史は天平年間(729年~749年)インドの僧侶清賀上人が白椿で千手観音像を刻み安置したことが始まりと云われております。その時、清賀上人が椿の実から油を搾る燈火製法や胡麻で油を作り諸寺に送ったとされ、これが「油山・油山観音」の語の由来とも云われています。

泉福寺は西油山の天福寺と並んで僧兵を擁して栄え、盛時には360の僧坊が立ち並んでいたとされていますが、天正年間(1573年~1591年)の兵火に遭い全山炎上し、元禄7年(1694年)に再建、この時より正覚寺の寺号となったそうです。

 

そして、私自身の「油山」の記憶はといいますと、今から50年程前になりますが当時、九州の油屋さんは毎年一月になると油山観音で行われる「油講」へ行っていました。

油の原料となる米、菜種、大豆、胡麻等などの豊作と繁栄を祈願する式典という事で、先々代社長の代わりにニ度程お札を頂きに行った記憶があります。

 

油山は福岡都心から近く、緑が多くキャンプ場やレジャー施設もあり、市民の憩いの場所としても人気があります。

境内には福岡の地で亡くなった美空ひばりを祀った「ひばり堂」があり、彼女の代表曲が10曲ピックアップされており、100円玉を入れると選んだ曲が流れます。名曲を聴きながら眼下の福岡市内を展望してみるのもよいですね。

それでは今回はこの辺りで失礼します。

 

参考資料

お寺めぐりの友 http://www.hakataboy.com/

福岡博多の観光案内サイト http://yokanavi.com/jp

                              ♪ジャズ上野