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油屋日記

語源シリーズ第3弾「油を絞る」

今回は「油を絞る」という言葉についてお話ししてみようと思います。

この言葉の意味は、“過ちや失敗を厳しく責めること”ですが、皆さんは過去に、上司や先輩からこってり「油を絞られた」経験ってありませんか?!

学生時代スポーツをやっていた方は、先輩からしごかれたことを思い出すかもしれませんね。

私も小学3年生から中学2年生までずっと剣道をしていました。といっても、どちらかというと「やらされていた」という方が正しいかもしれません。そのせいもあってか、当時先輩から「素行態度が悪い!」と、炎天下の中、防具一式を全部着けたまま、兎跳びで校庭を一周させられ、ヘトヘトになったことを今でも覚えています。

 

昔は油を絞る機械(圧搾機)なんて便利なものはなかったので、菜種、大豆、胡麻、椿などの種子を搾木(しめぎ/青竹等の弾力性のあるもののこと)を使って手作業で潰して油をとっていました。その時の、加熱した種子を樽に入れ、青竹で胴巻きにしてぎゅうぎゅうと絞める様子と、上司や先輩から過ちや失敗を厳しく責められて苦悶の表情を浮かべ、額に汗をにじませる姿が重なって、「油を絞る」という言葉が生まれたのでしょうね。

私たちにとって、時には「油を絞る」ことも「油を絞られる」ことも必要だと思いますが、できれば「油を絞られる」ことがないように頑張りたいものですね(^^)。

それでは、今回はこの辺りで失礼致します。

♪ジャズ上野

 

昔の油を搾る機械

昔の油を搾る機械